NotePCに、VirtrualBoxを導入し、検証用に仮想マシンを構築してみた
これまでは仮想マシンを動かすために、VMWare PlayerやVMWare Serverを使っていたのだが、仮想マシンを新規に作成できなかったり(Player)、新しいアーキテクチャへの対応が中々追いつかなかったり(Server)で、微妙ないらいら感を感じていた
VMWare Workstationを購入すればそれで済む話なのかもしれないが、有償でメジャーアップグレード毎に費用が発生することや、バックグランドで仮想マシンを実行できないという二点が、どうしても許せない
VMWare Serverと併用すれば、バックグランドで仮想マシンを実行することもできるが、Serverのバージョンがメジャーレベルで二つも低く、不具合が起こりそうで思い切ることができない
ホストOSがWindowsなので、もうひとつの選択肢として Virtual PC (当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡あり) やVirturl Server (当時の Web ページは消滅。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡あり) がある
しかし、これにしてもPC、Server間のバージョンの差異が気になってしまう
また偏見かもしれないが、Windows系以外のゲストOSに対するサポートにも不安が残る
ということで、今回はVirtualBoxを使ってみることにした
一般的にはユーザがログインした状態でゲストOSを動かすようになっているが、うまくやればゲストOSをサービス化して動かすことも可能なようである (まだ試してはいないので、思ったとおりにうまくいくどうかは不明)
それでは、さっそくVirtualBoxを使ってみる
VirtualBoxのインストール自体に、難しいところはどこにもない
ただ単にダウンロードしたインストーラを実行し、ウィザードの指示に従うだけである
ゲストOSにはubuntuを入れてみる
サーバ用途での検証にしか使わないので、仮想マシンの環境は以下の通り
-
HDD容量 |
4GB |
RAM |
256MB |
これ以下だとインストールCDからのブートの際にVirtualBoxが異常終了する |
ビデオRAM |
2MB |
これ以下だとインストールCDからのブートの際にVirtualBoxが異常終了する |
この仮想マシンのCD-ROMドライブに、ubuntu 8.04 serverのインストールCDのイメージファイルを指定して起動しすれば、後は普通にubuntuがインストールできる
........はずなのに、なぜ!?
ubuntuインストール後の再起動で、コンソールには無常にも以下の文字列が
The kernel requires the following features not present on the CPU 0:6
Unable to boot - please use a kernel appropriate for your CPU
そして、そのままハングアップ!!
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