6 月 1 日からサーバーのアップグレードに関する記事を書き始め、悠に一ヶ月が経った。
実際には 6 月 1 日の記事から 2 週間ほど試行錯誤をした後に、既にリプレースを完了している。
6 月 17 日から綴った記事は、リプレース完了後に手順を纏め直したものだ。
アップグレードに際しては、現在稼働しているものとは別に新たなサーバーを用意し、これに新しい OS (今回は ubuntu 10.04) をインストールする方法を採った。
用意した新たなサーバーは、Microsoft の Hyper-V Server の上で動く仮想マシンだ。
Hyper-V で仮想マシンを作成するところから、ubuntu のインストールまでについては、以下の七つの記事に書いたとおりだ。
- Hyper-V に ubuntu 10.04 LTS をインストール (その 1) [仮想マシンの作成]
- Hyper-V に ubuntu 10.04 LTS をインストール (その 2) [仮想マシンの起動 (仮想マシン コンソール ウィンドウ)]
- Hyper-V に ubuntu 10.04 LTS をインストール (その 3) [ubuntu 10.04 Server Edition のインストール]
- ubuntu のインストール直後の調整 (その 1) [SSH での接続と不要パッケージの削除]
- ubuntu のインストール直後の調整 (その 2) [ログインスクロプトの修正]
- ubuntu のインストール直後の調整 (その 3) [ローカル用 Postfix のインストール]
- ubuntu のインストール直後の調整 (その 4) [自動アップグレードの設定]
ここからは、この七つの記事の手順で作成した新たなサーバーを基にして、とりあえずローカル用に設定してある Postfix を、実用に足るメールサーバーに仕立てていく。
続きを読む ubuntu 10.04 をメールサーバーに (序説)