「PostfixAdmin」タグアーカイブ

CentOS 5.6 をメール サーバーに (序説)

これまでに何度も Postfix + Dovecot + PostfixAdmin の環境を構築している。
もっとも ubuntu や Debian GNU/Linux の上でのことでだ。

今回は CentOS 5.6 で同様な環境を構築してみたので、その記録を何回かに分けて掲載する。

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ubuntu 10.04 をメールサーバーに (Dovecot 編)

先に書いた「Postfix と PostfixAdmin の連携」で、PostfixAdmin で登録、管理するメールアカウントを Postfix からも利用できるようにした。
しかし実は「Postfix と PostfixAdmin の連携」の設定では、PostfixAdmin で管理しているメールアドレス宛てのメールを保存することはできるが、それ以外に宛てたメールを送信できるのは、Postfix がインストールされている PC 自身からだけだ。
Postfix がインストールされている PC 以外の PC から、PostfixAdmin で管理しているメールアドレス宛てのメール以外を送ると、エラーになってしまう。

これは Postfix の規定の動作が、main.cf ファイルの mynetworks エントリのアドレス以外から接続されたときは、以下に挙げたメール以外を受け付けないようになっているからだ。

  • mydestination エントリに記されたドメイン宛てのメール
  • inet_interfaces エントリに記されたアドレス宛てのメール
  • proxy_interfaces エントリに記されたアドレス宛てのメール
  • virtual_alias_domains エントリに記されたアドレス、ドメイン宛てのメール
  • virtual_mailbox_domains エントリに記されたアドレス、ドメイン宛てのメール
  • relay_domains エントリに記されたアドレスおよびそのサブドメイン宛てのメール
現在の Postfix の設定では、proxy_interfaces エントリ、relay_domains エントリは空、他のエントリについては先回の記事 (「Postfix と PostfixAdmin の連携」)を参照

信頼できる PC のアドレスを mynetwork エントリに書き加えるのも一つの方法だが、それでもモバイル端末のようにインターネットに繋ぐたびにアドレスが変わるような PC からはメールが送れない。
そこで Postfix を SMTP 認証に対応させることで、SMTP 認証で承認された PC からの接続であれば、どこ宛てのメールでも受け取れるようにする。

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ubuntu 10.04 をメールサーバーに (Postfix と PostfixAdmin の連携)

ここまで 2 回に分けて PostfixAdmin をインストール、設定した。
これで PostfixAdmin を使ってメールアカウントが管理できるようになったが、Postfix でこのメールアカウントが参照できなければ何の意味もない。
そこでここでは Postfix の設定を修正して、PostfixAdmin で管理しているメールアカウントを利用できるようにしたい。

Postfix については「ubuntu のインストール直後の調整 (その 3) [ローカル用 Postfix のインストール]」で書いたように、自分自身から送信されるメールのみを受け取って、受け取ったメールを全て別のメールサーバーに転送するように設定してある。
これを、外部から受け取ったメールの中で、PostfixAdmin で管理しているメールアドレス宛てのメールを保存、それ以外に宛てたメールは適切なメールサーバーに転送するように設定を変更する。

つまり、PostfixAdmin で管理しているメールアドレス (メールドメイン) を自メールサーバー宛てとみなす、 一般的なメールサーバーにするということだ。

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ubuntu 10.04 をメールサーバーに (PostfixAdmin 設定編)

先日の記事で ubuntu 10.04 LTS Server Edition に、PostfixAdmin とそれを動かすのに必要なパッケージをインストールした。
しかしまだ単にインストールしただけなので、このままではまともに動かすことはできない。
引き続き PostfixAdmin を動かすための設定を行っていく。

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ubuntu 10.04 をメールサーバーに (PostfixAdmin インストール編)

ubuntu 10.04 LTS Server Edition をインストールして、さらに Postfix をローカル用に設定した。
ここからはローカル用に設定した Postfix の設定を変更すると共に、いくつかのパッケージを追加して、クライアント PC で動くメーラー (MUA) からの受け取った送信メールをきちんと配送し、外部から当てられてきたメールを保存してメーラーに渡すことができるような、極めて一般的なスタンドアロンのメールサーバーにしていく。

通常 linux で動作するメールサーバーは、linux のユーザーアカウントそのものをメールアカウントとして使用しており、linux に登録されているユーザアカウントにメールサーバーアプリケーションに設定したドメインを繋げたものが、メールアドレスになっている。
つまりこれは、メールアカウントを持つ人は、全員が linux のユーザアカウントを持つということであり、linux に直接ログインすることも可能ということだ (実際にログインを許すかどうかは別。)
ubuntu で動作する Postfix であってもこの例に漏れない。

しかし、スタンドアロンのメールサーバーとして運用することを考えると、メールアドレスを持つ人全員が linux にログインできるようでは問題があるし、そもそもログインできるようにしたいとも思わない。
幸いなことに Postfix を含むほとんどのメールサーバーアプリケーションには、linux のユーザーアカウントとメールアカウントを別にする機能を持っているのでこれを使うことにしよう。

今回はメールアカウントの管理も楽になるように PostfixAdmin というパッケージを追加でインストールすることにする。
この PostfixAdmin は、メールアカウントをデータベースに保存し、メールアカウントの追加や編集に Web インターフェースを使うことができる。

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