Optimus bright L-07C を最近 購入したが、これのファームウェアをアップデートするには NTT ドコモの SP モードや i モード、mopera U などといったドコモのプロバイダー経由でないとできないらしい。
実際に試しても Wi-Fi で接続していたり、NTT ドコモの MVNO である日本通信の b-mobile Fair の SIM を挿していたりすると、アップデートできない旨と表示される。
NTT ドコモの Web サイトの「Optimus bright L-07Cの製品アップデート情報」(サポート終了により「docomo with series Optimus bright L-07C サポート情報」に置き換えられた。レイアウトは崩れるが Web アーカイブに痕跡あり) には一言も書かれていないが、Optimus bright L-07C の製造元である LG Electronics 社が提供している LGMobile Support Tool というソフトウェアを使えば、Optimus bright L-07C を Windows XP / Vista / 7 を搭載した PC と USB で接続してファームウェアをアップデートできる。
先の記事ではこの LGMobile Support Tool の入手手順を書いた。
ここでは、先の記事で入手した LGMobile Support Tool をインストールして、Optimus bright L-07C のファームウェアをアップデートするところまでを説明する。
先の記事でダウンロードした LGMobile Support Tool のインストーラー B2CAppSetup.exe を実行する。
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インストールはあっけないくらい あっという間に終わり、その直後 勝手に LGMobile Support Tool が立ち上がる。
なお、LGMobile Tool が起動するときに、最新のファームウェアの有無を確認しているようだ。
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LGMobile Tool が起動したら、真っ先に Optimus bright L-07C 用のドライバーをインストールする。
このときはまだ、Optimus bright L-07C と PC を USB で繋いではいけない。
LGMobles Tools のウィンドウの右側にある「USB ドライバインストール」をクリックする。
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すると、LG Erectorics 社の携帯の一覧が表示されるので、その中から「L07C」を探してそれをダブル クリックする。
続いてどの言語を使うかを訊いてくる。
何故にこのタイミングなのかはよく分からないが、「日本語」を探してそれをダブルクリックする。
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USB ドライバーのインストールが行われ、インストールが終わった旨のダイアログが表示されたら、「OK」ボタンをクリックする。
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Optimus bright L-07C 用の USB ドライバーがインストールできたら、ここで Optimus bright L-07C を USB ケーブルで PC に接続する。
USB ドライバーをインストールしてから初めて Optimus bright L-07C を PC に繋いだときは、認識されるまでかなり時間が掛かる。
LGMobile Tools のウィンドウの下段付近に「端末との接続を確認しています...」というメッセージが表示され、暫く待つとこれが「端末が接続されました。」に変わる。
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ウィンドウの右上には端末のモデル名「L07C」という文字と、その端末の現在のファームウェアのバージョン (ここでは「V10A」) が表示される。
新しいファームウェアがある場合は、左側のメッセージ ボックスに更新を促す旨が表示され、下部に「ソフトウェア更新開始」と赤く表示される。
この赤く表示された「ソフトウェア更新開始」をクリックすると、バックアップを促すダイアログの後にファームウェアのアップデートが実施される。
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ファームウェアのアップデートが終わり、LGMobile Support Tool のウィンドウに戻ると、左側のメッセージ ボックスでファームウェアが最新になっている旨の表示に変わっている。
また、右上のバージョン表記も V10C とアップデート前よりも上位になっている。
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ファームウェアのバージョンアップ後に、Optimsu bright L-07C の端末情報からベース バンド バージョンを調べると、きちんと L07C_V10c_XMM6160 になっているので、無事にバージョンアップできたことがわかる。
なお、LGMobile Support Tool のウィンドウが開いたときには、LGMobile Support Tool のインストールが終わっているので、これのインストーラー B2CAppSetup.exe は削除してしまっても構わない。
スタートメニューに 「LGMobile Supprot Tool - LGMobile update」が登録されており、ここから LGMobile Support Tool が起動できるようになっている。