今日は joomla! をインストールする。
公式サイトは http://www.joomla.org/。
Joomla! の日本語化は Joomla! Japanese Translation Team の手によって、Joomla!日本語化プロジェクトとして行われており、その成果は「Joomla!じゃぱん」という Web サイトで公表されている。
今回インストールする「Joomla! 1.5.x in Japanese」も、Joomla! Japanese Translation Team の成果のひとつだ。
ソースのダウンロードと展開
まず最初に「Joomla!じゃぱん」からダウンロードしたファイルを展開するのだが、その前に展開先のフォルダを作っておく必要がある。
ここでは IIS で公開しているフォルダに joomla という名称のフォルダを作成する。
作成した juumla フォルダに、ダウンロードした圧縮ファイルの内容を展開する。
データベースの準備
次にデータベースを作成する。
Joomla! で使うデータベースは以下の通り。
| データベース名 | joomla | |
|---|---|---|
| 接続アカウント | *(acct)* | (セキュリティのため伏字) |
| 接続パスワード | *(pass)* | |
これを MySQL のコマンドラインから以下のコマンドを使って登録する。
CREATE DATABASE joomla;
GRANT ALL PRIVILEGES ON joomla.* TO '*(acct)*'@'localhost' IDENTIFIED BY '*(pass)*';
FLUSH PRIVILEGES;
EXIT;
Joomla! のインストール
Web ブラウザで Joomla! を展開したフォルダ http://maniax.compnet.jp/joomla/ にアクセスすると、最初に「ランゲージの選択」ページが表示される。
ここは当然「ja-JP – Japanese(JP)」を選択して「次へ」をクリックすると、次は「事前確認」ページが表示される。
「事前確認」ページに表示されている「インストレーション事前チェック」の枠の項目が、全て「はい」になることを確認して「次へ」をクリックする。
ところで Joomla! を展開したフォルダに対して、IIS_IUSRS グループにも、USERS グループにも書き込みや変更のアクセス権を与えた覚えは無い。
当然のことながら、configration.php ファイルに対しても、書き込みや変更のアクセス権は無いはずだ。
それにも関わらず、この事前チェックでは「configration.php 書込み可」の項目も「はい」になっており、configration.php ファイルへの書き込みができると判定されている。
実は Windows の規定の設定で、USERS グループは全てのフォルダに対して「ファイルの作成/データの書き込み」および「フォルダの作成/データの追加」といったアクセス権が割り当てられている。
また configuration.php ファイルは展開されたフォルダの中に、最初は存在していない。
このふたつの事実によって、「configration.php 書込み可」の項目が「はい」と判定されることになる。
注意しなくてはいけないのは、「configration.php 書込み可」の項目が「はい」になっているのは、インストールのときは configration.php ファイルが新規に作成されるからだという点。
今後、設定の変更などで configration.php ファイルを Joomla! が書き換えるようなときは、書き込みのアクセス権を割り当てていないために、エラーになるだろうということを覚えておくべきだろう。
2009.9 月 27 日追記
アクセス件の割り当ては IUSR ユーザーアカウントに割り当てるのが正解であるため、この部分の記述は不正確である。
Joomla! を正しく動作させるためのアクセス権の割り当てについては、このページの終盤にある「ファイルとフォルダのアクセス権」のところで改めて記述する。
さて「事前確認」ページで「次へ」をクリックしたら、次は「ライセンス」ページが表示される。
ここでは素直に「次へ」をクリックすると、「データベースの設定」ページが表示される。
「データベースの設定」ページの「データベースの種類」欄は、PHP が RDBMS に接続するために使うエクステンションの種類を選択する。
選択肢に「MySQL」と「MySQLi」の 2 種類あるが、インストールした PHP には MySQL エクステンションしか存在していないので、「MySQL」を選択する。
残る「ホスト名」欄には「localhost」を、「ユーザ名」、「パスワード」、「データベース名」の各欄には「データベースの準備」で決めた「接続アカウント」、「接続パスワード」、「データーベース名」を入力する。
つぎは「FTP 設定」ページだが、「Windows オペレーション システムにインストールする場合は、FTP の設定は必要ありません。」とあるので、「いいえ」がチェックされていることを確認して「次へ」をクリックする。
「全般設定」ページに「サンプルデータインストール」ボタンがあるので、これをクリックしてサンプルデータをインストールしておく。
本番環境につかうなら、こんなことをする必要がないことは、言うまでもない。
その他、「サイト名」、「あなたの E メール」、「管理者パスワード」欄などを適宜入力したら、「次へ」をクリックする。
なお Joomla! でも、管理者の連絡先メールアドレスには「+」が使えないようなので、GMail や Postfix などの拡張メールアドレスをここで入力することはできない。
以上で Joomla! のインストールが完了し、最後に「完了」ページが表示される。
「完了」ページに「Installation ディレクトリは必ず削除してください」とあるので、このフォルダを削除しておく。
installation フォルダを削除して、Joomla! をインストールしたサイトにアクセスすると、Joomla! のトップページが表示される。
installation フォルダを削除しないままだと、どのページにアクセスしても「Installation ディレクトリは必ず削除してください」と表示されるようになっている。
ファイルとフォルダのアクセス権
Joomla! を正しく動作させるためには、ファイルとフォルダに対して正しいアクセス権 (変更・書き込みの権限) を割り当てなくてはならない。
どのファイルやフォルダに対してアクセス権を割り当てればいいかは、インストールした Joomla! のコントロールパネルのヘルプを見れば分かる。
まずコントロールパネルへの「ログイン」ページを表示する。
「ログイン」ページを表示するには、Joomla! のサイトの administrator サブディレクトリにアクセスすればよい。
コントロールパネルにログインしたら、ページ上部に並ぶメニューの右側にある「ヘルプ」をクリックし、プルダウンメニューから「システム情報」を選ぶ。
コントロールパネルの「インフォメーション」ページが表示されるので、中段のメニューから「ディレクトリ・パーミッション」をクリックすると、アクセス権を変更すべきフォルダの一覧が表示される。
なお、この一覧では「ステータス」が全て「書き込み可」になっているが、Windows で動かしているときにこれを信用してはいけない。
Windows ではアクセス権の情報が正しく取得できないようなので、面倒でもひとつひとつ Windows 上でエクスプローラーや icacls コマンドなどを使って、確認、設定することだ。
ここでインストールした Joomla! は http://maniax.compnet.jp/joomla/ で参照できる。


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