インストールマニアックスの作業で出ていた不具合は、「Install Maniax のアクセス権の不具合が分かった!! …のか?」で解消したことにして、OpenCart をインストールしてみる。
OpenCart は、その名から推測できるとおり、オープンソースで提供されているカートシステムだ。
これもまた、インストールマニアックスの OSS のリストには含まれていないが、構わずにインストールする。
ソースのダウンロードと展開
まずは OpenCart の公式サイトからダウンロードページに行き、ソースコードをダウンロードする。
次はダウンロードしたファイルを展開するのだが、今までの OSS のようにそのまま展開してはいけない。
まずは適当なフォルダに展開して、展開したフォルダの中から upload フォルダを探し出す。
そしてこの upload フォルダを、IIS のフォルダにコピーするというちょっとした手間が必要になっている。
適当なフォルダに一旦展開するのが嫌なら、zip 形式のファイルの中から upload フォルダを探して、IIS のフォルダに直接コピーしても構わないだろう。
コピーした upload フォルダをその名称のままにしておくと、URI が http://maniax.compnet.jp/upload/ というくだらないことになるので、この名称を opencart に変更する。
ここでアクセス権の設定をしておく。
OpenCart で書き込み権限が必要なファイルやフォルダは以下の通りなので、これらのファイルやフォルダに対して USERS グループIUSR ユーザーに「変更」の権限を追加しておく。
2009.9 月 27 日追記
アクセス件の割り当ては IUSR ユーザーアカウントに割り当てるのが正解。
| ファイル | config.php |
|---|---|
| admin\config.php | |
| フォルダ | image |
| cache | |
| download |
PHP エクステンションの追加
OpenCart は PHP のエクステンションに MySQL、GD、ZIP を要求している。
インストールマニアックスのサーバーをセットアップしたときに、MySQL と ZIP のエクステンションは入れてある (MySQL は明示的に選択、ZIP はデフォルトでインストールされる。)
そこで残りの GD エクステンションをインストールする。
まずは、[スタートメニュー – コントロールパネル - プログラムと機能] を実行して、「プログラムと機能」を立ち上げる。
「プログラムと機能」のウィンドウのインストールされているプログラムの一覧から、PHP を選択して「変更」をクリックすると、PHP のウィザードが立ち上がる。
PHP に GD エクステンションを追加するということは、すなわち PHP の構成変更ということになるので、このダイアログでは「Change」をクリックする。
すると、PHP をインストールしたときと同様に、Web サーバーの種類と PHP を呼び出す方式を訊いてくる。
前にインストールしたときの設定を覚えていてはくれていないので、間違えずに「IIS FastCGI」を選び「Next」をクリックすると、エスクテンションを選択するダイアログが表示される。
このダイアログでは、以前にインストールしたときの状態を覚えていてくれるので、「Extensions」に含まれる「GD2」を選択して「Next」をクリックし、エクステンションの追加インストールを行う
OpenCart は PHP の GD エクステンションを要求しているが、今ここでインストールした GD2 エクステンションは GD エクステンションのバージョンアップ版なので、これで問題ない (というよりも GD というエクステンションは無い。)
データベースの準備
次にデータベースを作成しておく。
OpenCart で使うデータベースは以下の通り。
| データベース名 | opencart | |
|---|---|---|
| 接続アカウント | *(acct)* | (セキュリティのため伏字) |
| 接続パスワード | *(pass)* | |
これを MySQL のコマンドラインから以下のコマンドを使って登録する。
CREATE DATABASE opencart;
GRANT ALL PRIVILEGES ON opencart.* TO '*(acct)*'@'localhost' IDENTIFIED BY '*(pass)*';
FLUSH PRIVILEGES;
EXIT;
OpenCart のインストール
Web ブラウザで OpenCart を展開したフォルダ http://maniax.compnet.jp/opencart/ にアクセスすると、最初にインストール前の確認が表示される。
全ての項目の Status が「緑」で表示されていれば、このまま続行可能ということになっている。
しかし実際には、ファイル / ディレクトリのアクセス権は正しく検出されていないようだ。
元来が Linux 用のアプリケーションなので、この辺りは仕方ないことなのかもしれない。
とにかくアクセス権については正しく設定したはずなので、「Continue」をクリックして先に進む。
次はデータベースに関する設定になる。
「Database Host」欄には「localhost」を、「User」、「Password」、「Database Name」の各欄にはデータベースの準備でで決めた「接続アカウント」、「接続パスワード」、「データーベース名」を入力する。
次は OpenCart の管理者名、パスワードおよび連絡先のメールアドレスを入力する。
ここで入力した Username、Password を使って、インストールした OpenCart を管理していくことになる。
なお、管理者の連絡先メールアドレスには「+」が使えないようなので、GMail や Postfix などの拡張メールアドレスをここで入力することはできない。
管理者名などを入力して「Continue」をクリックしたら、OpenCart のインストールが完了。
最後のページで「Administration」をクリックすれば、ログインページが表示される。
先ほど登録したばかりの管理者名、パスワードを使ってログインすると、管理画面が表示される。
インストールした OpenCart のトップページにある「Log In」をクリックしても、ログインページが表示できる。
ここでインストールした OpenCart は http://maniax.compnet.jp/opencart/ で参照できる。


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